テレビ番組的な映像で
あなたの会社の魅力が伝わる
あなたの会社の
「情熱大陸」「プロフェッショナル」
を作りませんか?
SINCE 2006OCT〜
あの有名番組と同じ
ナレーターを起用!
聞き慣れたあの声だから、
圧倒的な安心感と説得力
言葉や文章、写真では
相手に伝えたいことが伝わらない。
伝わらないから、結果が出ない。
こんな悩みはありませんか?
-
業務内容がうまく伝わらず、採用できていない
-
表彰式・周年記念行事が盛り上がりに欠ける
-
研修内容の理解・浸透がまだまだ足りない
-
商品の魅力が伝わらず、顧客をファンに変えれてない
これらの課題を、テレビ番組的な動画で解決!
会社の「伝わらない」を「伝わる」
に変えます!
実際にこんな声、いただいています!
採用
- 医療機器販売会社様
- 入社後の自分の姿を具体的にイメージしてもらえるようになり、選考過程に進む率が高まった。
- 内装施工・飲食・経営コンサルなど
複合事業展開企業様 - 複雑な業務内容をきちんと理解してもらえるようになり、求職者の質問の内容が的を得たものになった。
- 建設業様
- 目指して欲しい社員の姿を具体的に示せるようになり、価値観の違う方が選考へ進むことを減らすことができた。
イベント
- 運輸業様
- 75周年記念パーティで上映したところ、来賓の方々から非常に誉められ、企業イメージの向上が実現できた。
研修
- 通信業様
- 全社集会などで繰り返し社員に伝えている企業理念や行動指針について、感情と共に伝わっており、腹落ちするようになった。
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なぜ「ビジネス・ドキュメンタリー制作パック」は相手に「伝わる」のか?
企業映像の受託制作と、
テレビ番組は作り方が異なります。
企業映像の受託制作とは、
お客様の要望を形にするのが仕事です。
したがって要望それ自体に、
意見を差し挟むことは求められていません。
品質、納期、予算を守って、
お客様に安心して頂く。
間違いない物をきちんと納品すること。
それが求められます。
一方でテレビ番組は、視聴者を楽しませて、
視聴率を獲得することが仕事です。
何をどのように取り上げるか、一つ一つを
決めるのは担当のディレクターです。
ディレクターはいろんなスタッフと
相談しながら、
どうすればより面白くなるかを
考えて実行します。
どんなに納期や予算を守っていても、
面白くなければ視聴率は低下し、
番組の価値を下げてしまいます。
自ら判断し動いて、面白いものを作る。
それが求められます。
一般的な制作会社
クライアントの要望に基づいて制作を行います。
したがって、クライアントが映像にしようと考えるものが視聴者が見たい、知りたいと思うものとズレていた場合、クライアントの「伝えたいこと」を、視聴者に伝わるようにすることが難しい状況があります。
ビジネス・ドキュメンタリー制作パック
課題解決に基づいて制作を行います。
クライアントが本当に伝えたいことは何か?
それはどうしたら「伝わる」のか?
それをいろんな角度から質問し、考え抜きます。そうして生まれたアイデアをどのように実現するのか、クライアントとしっかりコミュニケーションを取り制作を進めます。
「ビジネス・ドキュメンタリー制作パック」は、
企業映像の受託制作にテレビ番組の制作手法を持ち込み、課題解決に
基づく制作を行うために、視聴者に「伝わる」映像を作ることができます。
「伝わらない」が
「伝わる」ためのポイント
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POINT01
番組取材で鍛えた
引き出すヒアリング様々な視点から質問を繰り出し、魅力がどこにあるのか探ります。本人が意識していないことまでも引き出します。
-
POINT02
視聴率競争で鍛えた伝わる
ナレーション幅広い人に理解しやすいよう情報を整理するノウハウがあります。
-
POINT03
映像の文法を知り尽くした
カメラマンによる撮影どのサイズで、どの角度からどのような動きで撮れば伝わるのか?現場で瞬時に判断し、撮影します。
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導入事例のご紹介
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販売促進の映像制作
保険の重要度を実感いただけるようになりました。
カーディフ損害保険株式会社
マーケティングコミュニケーション部
渡部あゆみ様保険のCMって、やっぱりわざとらしさを結構感じちゃうんですよね。ですけど、今回作っていただいたムービーって、ほんとにそれがないと思っているので、やはりそこは里田さんが遠慮なく聞いて、本当のところを引き出せてる結果なのかなって思いました。
-
採用・広報の映像作成
出来上がった映像のクオリティは非常に高い。
コストパフォーマンスが素晴らしいヤマハ株式会社
コーポレートコミュニケーション部
インターナルコミュニケーショングループ
川本憲様海外取材でも自社機材を持ち込み、「弾丸でもやります」と言ってくださるので、予算が限られる社内広報ではとてもありがたい存在です。一方、出来上がった映像のクオリティは非常に高い。コストパフォーマンスは素晴らしいと思います。
社史の映像作成
100周年の記念祝賀会で社史動画として上映。
ご来賓の方々から、DVDをいただけないかとの依頼が多数ありました。東海運株式会社
企画管理部
寺崎茂幸様 / 篠原海様自分が納得いく会社にお願いしたかったというところがありました。それで、探し求めていた会社に出会ったという感じですね。どういうものが出来上がるのだろうという不安と期待がありましたが、その想像を遥かに超えた感じでした。率直に、おおーって感じですね。
創業15年 官公庁、大手企業、ベンチャー企業など
実績多数!
企業映像コンテストでの受賞多数!メディアフォーユーが制作した実際の作品をご覧ください。
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納品までの流れとポイント
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ステップ01
企画
引き出すヒアリングとそこからの提案
ご契約の後、最初に取材対象者にヒアリングを行います。
事前にヒアリングシートを提出します。
ヒアリング時には質問と提案を同時に行いながら進めます。 -
ステップ02
脚本
テレビの飽きさせない構成
ヒアリングを元に撮影台本を作成します。
登場人物、撮影場所、場所設定などを記載します。
関係各所への撮影許可や社内通達をお願いします。 -
ステップ03
撮影
自然な表情や発言を捉える撮影
台本にとらわれず、撮影します。
実際の業務が取れない場合は、その様子を再現していただきます。カメラマンに1名もしくはカメラマンと助手の2名体制で撮影します。 -
ステップ04
編集
映像に写った現象の解説・意味付けと物語化
撮影した映像が生きるように再度、構成を立て直します。
タイトルやテロップ、イラストを作成し、効果音を入れます。スタッフの声で仮ナレーションを収録し、試写を行います。 -
ステップ05
ナレーション
聞き慣れたあの人の声の力で高まる信頼感
「情熱大陸」窪田等氏「GetSport」佐藤政道氏、「カンブリア宮殿」高川裕也氏などを起用し、テレビ番組用スタジオでナレーションを収録します。同時に撮影時の現場音、音楽、効果音などの音量や音質を放送基準で調整します。
-
ステップ06
納品
臨機応変な対応、定期的な改善提案、
無料の修正対応ありYouTubeなどSNSに最適化した仕様のファイルを作成します。DVDやBlue-Ray等各種メディア作成も可能です。
動画から切り出した静止画の納品も行なっています。納品後も定期的な改善提案や3年間の無料修正などを行なっています。
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料金
3つのプランからニーズにあったサービスを
選定いただけます。プラン名 オススメお試しプラン おまかせプラン フルオーダープラン 価格 30万円 80万円 150万円~ 撮影時間 3分 5分 10分~ ナレーター 弊社指定 テレビナレーター 有名テレビナレーター スタッフ紹介
里田 剛
代表取締役
ディレクター Vol.0001SATODA TSUYOSHI
仕事の魅力を映像化することで、
中小企業を元気にする企業映像コンサルタント1993年 関西大学卒業後、テレビ番組制作会社に入社。
テレビ東京「開運なんでも鑑定団」などディレクターを勤めた後、TBS「サンデージャポン」でサンジャポフリージャーナリストとして活躍。2006年 メディアフォーユー株式会社を設立し、企業映像の制作を開始。 2010年 ITVA-日本コンテストで金賞を受賞。 2011年 ドキュメンタリー映画「マジでガチなボランティア」が、ハリウッドの映画祭、LA Eiga Festで長編映画部門グランプリを受賞 2013年 映文連アワードで準グランプリを受賞。 テレビ、映画で培った制作で、中小企業の魅力を映画化している
よくある質問
制作期間はどれくらいですか?
Aご依頼頂いてから2ヶ月から3ヶ月になることが多いです。
撮影日数や作品時間、社内での確認に要する時間などで大きく変わります。追加費用が発生することはありますか?
Aはい。ございます。
当初の見積より撮影日数が増えた場合、修正回数が増えた場合、作品の尺が伸びた場合に、追加費用が発生いたします。タレントや芸人も手配できますか?
Aはい。可能です。
これまでにも、俳優、ナレーター、タレント、芸人、文化人、映画監督などの出演交渉を行なっています。撮影時に写真も同時に撮れますか?
Aはい。可能です。
①静止画専門のカメラマンを手配して、動画とは別に撮影する
②動画を撮った後、撮影機材をビデオカメラからカメラに変更して同じカメラマンで撮る
③動画から静止画を切り出す
などでご対応可能です。低価格な動画制作サービスと何が違いますか?
Aお客様の要望を一つずつ手作りで実現するか、サービスが用意した範囲内でできることをするか、の違いになります。やりたいことが明確でなく、相談しながら進めたい時、やりたいことがはっきりしているがどうやったら実現できるのかわからない時、お問い合わせください。限られた予算の中でできることをやりたい時、まずはお試しでやってみたい時は安価な動画制作サービスをご利用されることをオススメします。
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「情熱大陸」「プロフェッショナル」のような企業PR映像の作り方、7つの注意点。
「会社の魅力をもっと伝えたい」
「社内イベントをもっと盛り上げたい」
「企業理念をもっと浸透させたい」このような課題を解決するために、「情熱大陸」「プロフェッショナル」といったドキュメンタリー
番組のような企業PR映像を作ればいいんじゃないか、ということに辿り着いたとします。と、さて。
一体、何をどう進めればいいのか?そもそもどこに相談すればいいのか?
MBSやNHKは無理だとしても、番組制作プロダクション、もしくは制作経験のあるディレクター
に依頼できるものなのか?費用はすごくかかりそうだが、相場はどれくらいなんだろうか?
そもそも本当にこちらがイメージするような内容になるのだろうか?などなど分からないことだらけです。
このような問題に直面した方々から、16年に渡ってご相談を頂いてきました。
私自身は「情熱大陸」「プロフェッショナル」を担当したことはありません。
長らく担当したいと考えていましたが、その機会を得ることはできませんでした。
しかしながら「開運なんでも鑑定団」「サンデージャポン」といった番組を担当する中で、
それらがどのように作られているのかを、自分なりに考え実践しました。
スマホやタブレットで誰もが手軽に映像を作れるようになった昨今、映像の作り方はネットで
あらかた検索することができます。
しかし、それらの多くはソフトウェアや撮影機材の操作方法であって、
短尺のスライドショーのような映像、画面に向かって話しかける映像を作るには打ってつけだが、
そこから一歩進んで、物事を分かりやすく伝えたり、物語として感動できるものにしたいとなると、
少し心もとないと思います。
そこで「情熱大陸」「プロフェッショナル」のようなテレビの制作手法をご紹介したいと思います。
半世紀以上に渡って視聴率競争の中で磨かれたテレビの制作手法は、その良し悪しはあれど、
できるだけ幅広く多くの人に、いわんや全く興味がなくても、物事をわかりやすく伝えるものとして、
YouTubeでも活かすことのできるものです。
今回、徒弟制のような形で伝えられ今や消滅しつつあるこのノウハウを、
若手制作者や企業の担当者の方に向けて、お伝えしたいと考えています。
私自身は13年のテレビ番組制作と16年の企業PR動画制作の経験があり、
テレビ番組の制作方法を企業PRに応用することに取り組んできました。
ここに書くのは、そんな私が、手探りの中多くの失敗を繰り返しながら培ったノウハウになります。-
企画段階
- 1.作品の尺を決める際の注意点
~何分にすればいいのか?~ -
映像制作を依頼された際に、最も多い質問が「何分ぐらいがいいですか?」というものです。
そして「何分ぐらいなら見られますか?」と続くことが多いです。
さて、人は尺で見るものを決めません。内容への期待感から見始め、それが期待通りなら見続け、
飽きそうな頃に工夫がされてあったら、また見続けるというものです。
今や、映画でさえ早送りをして観るという人が多い時代。なので、かつてのように動画は短ければ
短いほどいいということでもないと思います。
要は内容です。しかし、その内容を決めるのにまず時間を決めたいという、
卵が先か鶏が先かみたいな話になることがあります。
というわけで、どんな内容にするのかも含めて相談したいけど、予算のこともあるから、
おおよその尺をまず決めたいと言われた場合の私の回答例を書き示します。
これらはあくまで私の経験則で、試聴行動の分析などから導いたものではありません。1)インタビュー中心で、主題が一つなら1分30秒。
2)それに企業概要や製品説明などを加えるなら6分。
3)さらに起承転結をつけ、感情移入を誘う物語にするなら15分。ちなみに、テレビ番組は尺が厳密に定められているので、
わずか10秒を削減するために推敲を重ねます。
その過程で何ヶ月もかけて撮ったシーンを泣く泣くカットするというようなことがままあります。
一方で、時間的な制約のほとんどないYouTubeでは、そのような推敲は必要がありません。
結果として「緩い」編集になり、それがまた好まれると感じています。
- 2.撮影対象者を選ぶ際の注意点
~誰を選べばいいのか?~ - 尺が決まったら、次は内容です。
「情熱大陸」「プロフェッショナル」のような企業PR映像を作る際の最重要事項は、
言わずもがな、誰をアサインするか?です。ルックスが良いとか、喋りがうまいということも大切
ですが、私がいつもお伝えしているのは「自分の言葉で語れる人」です。
視聴者がドキュメンタリータッチの企業PR映像で見たいものは、事実です。
といってもそれが誇張されているような感じだったり、自社に都合のいい事実だけを見せていると
思われると、映像を作る意味がありません。そう思われないようにするために、
データや事実の積み重ねもさることながら、誠実さ、一生懸命さ、人柄などで補強します。
つまりこれは、商談に臨む際に求められることと同じです。
提案内容・商品知識に加えて、その人自身を売ることで、商談がいい方向に進むのだと思います。
一方で、「自分の言葉で語れる人」とは主観的な人物評でもあります。それを判断しかねる、
というのもよくあることです。したがって、最も手っ取り早いのは、「エース」を起用することです。
エースはそれらをクリアしているからこそエースたり得ていると考えられます。
その部署のエースは誰ですか?という質問は、比較的答えやすいのではないでしょうか?ところで、
稀に、動画ではその魅力が伝わりづらいと感じさせるエースがいます。多くの場合、
私の見立てでは、そのエースは自己開示しない人です。
自己開示しない人には特有の話し方、所作というものがあり、動画はそれを増幅してしまいます。
視聴者はそれをなんとなく感じ取って、信頼するに足らないと感じます。
このあたりのことはなかなか判断しづらいところでもあります。
したがって、候補者選定に制作担当者に加わってもらい、意見を聞くことが効果的だと思います。
余談ですが、撮影対象の選定時によく伺うこととして、「うちにはそんなに立派なプロジェクトはない」
「見栄えのする社屋でもない」ということがあります。しかしながら、それは企業側のエゴです。
視聴者は、「立派なプロジェクト」や「素敵な社屋」という自慢が見たいわけはなく、
その企業「らしさ」を見出し、就職したり発注して大丈夫かを図ろうとしているのです。
この視点がないと、プロジェクトはうまくいかないでしょう。
- 3.台本(脚本、シナリオ、進行表,etc)に関する注意点
~どのように書けばいいのか?~ -
撮影対象者が決まったら、台本を作成します。なお、台本という言葉から想起するイメージは様々な
ようなのですが、要は映像を制作するためにその内容を文字で書くということです。
台本なしで制作を進めることもしばしあり、工数が大きく削減できるなどの利点も多くありますが、
ここでは未経験者向けに、台本を作る場合の進め方をお伝えします。ちなみに私が書く台本はこのようなものです。
ドキュメンタリーの場合は、絵は描かず、文字だけになることが多いです。
それは書いた絵に沿って撮影するということを行わないので無駄だからです。
右側のブロックに、ナレーションを書きます。
その合間に「」で撮影対象者に喋って欲しいと想定しているセリフを書きます。
左側には、そのナレーションなりインタビューなりの際にどんな映像になっているのかを書きます。
どんな内容になるか分からないところは~で括って、どんな内容の撮影がしたいかを書きます。
これを左から見ると、どんな映像にどんなナレーションやインタビューが入るのかがわかる
ようになります。
ちなみに、この台本はあくまで「仮」のものです。
なぜなら、これは机上の空論、制作者の妄想だからです。
ドキュメンタリーの撮影現場では実に様々な偶然が起きます。多くの場合、台本通りにはなりません。
この偶然を撮影し、それを取り入れて、台本執筆の過程で見つけ出した物語を描くというのが、
ドキュメンタリーの醍醐味です。台本通りにならないからと、その内容に沿ってあたかも実際に
起きたかのように撮影する行為がいわゆる「やらせ」です。
そんな映像には人を感動させる力はありません。繰り返しになりますが、
如何に偶然を捉えるか?それにどんな意味を与えるか?ということこそが制作者の力量です。
そういう訳で、台本を書きながら、様々な角度から主題を検討します。そしてこの台本を元に、撮影する場所、映り込みそうな人物、事前に用意すべき資料や写真などを
想定し、関係各所への調整を行います。とういうわけで、映像のいわば設計図とも言えるものがこの撮影台本です。
- 1.作品の尺を決める際の注意点
-
撮影段階
- 4.撮影の準備をする際の注意点
~どうやって進めればいいのか?~ - 前項にもありますように、企業PR映像では担当者の方に撮影の許可どりをはじめ様々な調整を
行っていただくことになるのですが、いくつか注意点があります。
ちなみにテレビ番組の制作では、準備はすべて制作者が行います。
当たり前のことですが準備の精度で撮影の出来不出来は大きく変わります。
制作者が自ら準備を行う中で、何が撮影できて何ができないのかを知り、
また、なぜそれができないのか、他にどんなことなら可能なのかを、その過程を通じて知ることは
とても重要なのですが、企業PR映像の場合にはそれができません。
その結果、撮影ができないという制約にぶつかった時に、ただそれを受け入れるしかなくなり、
本来の役目を果たせない映像に仕上がってしまう、ということが残念ながら起きてしまいます。
したがって、調整の結果、撮影不可となったところは事前に制作者にその旨を伝えて、
代替案を考えておいてもらって下さい。如何に台本が仮のものだとはいえ、撮影当日に
「実はあれ撮れないんです」と言われてしまうのは、制作者にとって中々にショックなことなのです。
煩雑にはなってしまいますが、担当者と制作者の綿密なコミュニケーションが重要です。
あまりにもありきたりな結論ですが、それに尽きます。
- 5.撮影体制を決める際の注意点
~何人で撮ればいいのか?~ -
動画の撮影は何人で行うのかよく分からないというお話をよく伺います。
映画やドラマ、CMなどのメイキング映像で大勢のスタッフや関係やが出演者を取り囲んでいる
メイキング映像がある一方で、情報バラエティ番組などでディレクターが一人で旅をしながら取材し
撮影しているものも見るからだと思います。
一般的にフィクションは人数が多く、ノンフィクションは人数が少ないです。
情熱大陸のような番組は、かつてはディレクターとAD、カメラマンと音声の4人ぐらいで撮影
することが多かったのですが、ここ数年は、ディレクターとカメラマンの二人、場合によっては
ディレクター兼カメラマンの一人ということが多いようです。
撮影機材が高性能かつ安価になったためですが、ディレクターとカメラマンというかつて分業
されていた2つの役割を一人で行うので、見極めが必要です。
つまり、ディレクターとカメラマンの役割のどちらに軸足を置いている
どちらが得意なのかということです。カメラマン指向が強い人は、内容よりもどう映像化するか、
どんな画角と照明できれいな映像にするかということを重視します。
ディレクター指向の強い人は、きれいな映像よりも、どんなシーンにするか、
どう面白く見せるかを重視します。
自分が、もしくは今回撮影する人が、どちらのタイプかを考えて、仕事を請ける、
もしくは発注するのが良いと思います。一方、ディレクターとカメラマンが分かれて2人で撮影を行うことの利点は、
撮影をしながら事実確認や打ち合わせができたり、撮影現場を広い視野で見て撮るべき何かを
見つけやすいということがあります。
したがってクライアントからすると、撮影が意に沿わない方向に進み始めたと感じたら相談しやすい、
軌道修正がしやすいと言えます。ちなみに私はディレクター兼カメラマンの一人で撮影に臨むことが多いです。
- 6.撮影機材を選ぶ際の注意点
~どんな機材で撮ればいいのか?~ -
撮影機材に関して、次々と新製品が発売され、様々な情報が溢れかえっています。
そんな中、「情熱大陸」「プロフェッショナル」のような企業PR映像を作るには、
どんなカメラが最適なのでしょうか?私は次の5つの点を重視します。
A.オートフォーカスの精度
B.マニュアルでの露出の操作性
C.ズームレンズの倍率とズームリングのレスポンス
D.手ブレ補正の効き具合
E.内蔵NDフィルター装備
F.2CH以上での音声収録
G.4K4:2:210bit以上での収録ドキュメンタリー撮影において、撮影対象者に「もう一回やってください」ということはできる限り
少なくあるべきです。実際に業務を行っているところを撮影している時に、撮影用のために同じことを
繰り返すのは面倒ですし、それが続くと苦痛になります。
撮影対象者が真剣に仕事に集中していればいるほど説得力のある映像になるのに、
それと真逆の状況になっていきます。
したがって、少なくともカメラ操作でのミスは限りなく0であるべきです。
そのためにオートフォーカスや手ぶれ補正など、基礎的なことが正確に自動で行えるカメラが必要に
なります。
同時に、自動では追いきれない細かなトラブルや、特殊な状況には簡単にマニュアル切り替え、
それらに対応することができるという、ある種の2面性が必要になります。
そして、機材はその金額と性能が比例します。高額な機材を揃えて最高の仕事を目指すという
やり方もあれば、低価格な機材をうまく組み合わせて高額な機材と同等の品質を目指すやり方も
あります。というわけで機材はその制作者のスタンスが如実に現れると言えます。2022年4月現在、私の愛用する機材はこちらです。
- 4.撮影の準備をする際の注意点
-
編集段階
- 7.編集する際の注意点
~どのように編集すればいいのか?~ -
「情熱大陸」「プロフェッショナル」のような企業PR映像を編集する際に、最も大切なことは、
どの順番で並べるか?だと私は考えます。
1日もしくは数日かけて撮影した映像を、実際に撮った順番に捉われず要素として分解し、
序破急・起承転結といった構造に沿って組み立て直します。
具体的には撮影した映像をシーンごとの塊にして、その塊を順番に並べた上で、
それを何度も入れ替えながら、シーンの意味を検討します。
昔はシーンを付箋に書いて壁に張り、ああでもないこうでもないとプロデュサーや放送作家、
ADさんなどと話し合いながら編集していました。今は編集ソフト上でタグやフラグなどで映像を
分類し、一人で黙々と編集します。
実際の編集作業としては、以下になります。1)撮影した映像を全て見て、使えそうなもの、使うかもしれないもの、使えないものの3つに分けます。
2)使えそうな映像を並べて、そこにナレーションを吹き込みながらシーンの塊を作ります。
3)シーンを台本に沿って並べ、順番を検討します
4)音楽をつけます
5)テロップをつけます
6)全体を通してみて、再検討します。基本的にはこのような順番で編集します。
以上が私の考える、「情熱大陸」「プロフェッショナル」のような企業PR映像の作り方、
7つの注意点です。少しでも参考になれば幸いです。
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- 7.編集する際の注意点